便秘で死ぬこともある？
便秘というと女性特有の悩みであるとか、幼い子供達がなることから、男性の多くは楽観視する傾向が高いと言える症状ですよね。しかしながら、便秘によって死亡をしてしまった事例もあるのをご存知でしょうか。
死亡例はあまり知られてはいませんが、相当長い間便秘に苦しんで、腹痛も伴っていたにも関わらず専門の医療機関には訪れず、市販薬でなんとかしようとしていたケースにおいて、長年腸内に存在し続けた便がカッチコチになってしまい、結局腸内に6.7kgという大量の便が詰まって腸閉塞症になり死に至ってしまったという事例があります。
便秘になり排便がないということをあまり甘く見てはいけないということですね。この方の場合には、本当に極端で1年以上もの間、便秘に悩んでおり、それでも医療機関に行かず、死に至ってしまったわけです。身体が必要のないものとして排出しようとしているモノ（便）が腸に集まっているのですから、貯めておくことで良いことが起こるわけがありません。
前述の例の場合、見た目でも妊娠満期のようなお腹の状態になっていたらしいので、これはマズイとどうして思えなかったのか。また家族がそれを指摘し、無理にでも病院へと連れて行け無かったのかが悔やまれる所です。
便秘をたかが「糞詰まり」などと甘く見てはいけないことがお分かりでしょうか？便秘対策は日頃からの心がけが大切です。生活について見直してみたり、軽い運動をしてみたりと小さな積み重ねで大きな事態を避ける事ができるはずです。